「宝塚市自然の家」の樹木の説明 ★ 樹木に取り付けている名札のQRコードはこのページにリンクしています ★ |
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樹木名 |
科目 | 花期 | 取付日 | 特徴・名の由来 など |
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カナ | 漢字 | ||||
アカマツ | 赤松 | マツ科 | 4~5月 | 樹皮が赤みを帯びる。 採油(根:松根油)。 材は強く、建材として有用。 |
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アスナロ | 翌檜 | ヒノキ科 | 4~5月 | 2023/5/20 | ヒノキに似ていることから「明日はヒノキになろう」の意 |
アセビ | 馬酔木 | ツツジ科 |
2~5月 | 2022.11.19 | 馬がこの葉を食べると足がしびれる「あししびれ」が訛った。 |
アラカシ | 粗樫 | ||||
イチョウ | 公孫樹 | イチョウ科 | 4~5月 | 2023/5/20 | 中国名の「鴨脚(ヤーチャオ)」の発音が元になっている |
イヌツゲ | 犬黄楊 | モチノキ科 | 6~7月 | 2023/5/20 | ツゲ(印鑑、櫛、彫刻、将棋の駒の材料となる)と似ているため混同されがちだが、ツゲとは異なる、材が役に立たないとして「イヌ」が冠された。ただし、庭木としての利用はイヌツゲが圧倒的に多い。ツゲとの違いは葉の出方で、イヌツゲは互生(葉が互い違いに生える)で、ツゲは対性(葉が同じところから対になって生える)である。 |
ウツギ | 空木 | ||||
ウメモドキ | 梅擬 | ||||
ウラジロ | 裏白 | ||||
ウリンエデ | 瓜楓 | ||||
オオモミジ | 大紅葉 | カエデ科 | 4~5月 | 2023/5/20 | 秋に草木が黄色や赤色に変わることを意味する動詞「もみず」の名詞 イロハモミジより葉が大きいため |
カイズカイブキ | 貝塚伊吹 | ヒノキ科 | 4~5月 | 2023/5/20 | イブキの園芸品種で、大阪の貝塚で作られたから 樹形が巻貝のように見えることから |
カキ | 柿 | ||||
カンサイスノキ | 関西酢の木 | ツツジ科 | 5~6月 | 2023/5/20 | 葉を噛むと酸っぱい。西日本に分布しているスノキの意。 果実は直径8mmで紫黒色に熟し食べられる。 |
キンモクセイ | 金木犀 | モクセイ科 | 9~10月 | 2023/5/20 | 樹皮 が動物の サイ (犀)の足に似ていることから中国で「木犀」と名付けられ、 ギンモクセイ の白い花色に対して、橙黄色の花を金色に見立てて キンモクセイ という |
クリ | 栗 | ブナ科 | 6~7月 | 2023/5/20 | 「黒い実」から「クリ」へと転じた、古語で石を意味する「クリ」から付いた等所説あり。 食用(果実)。 材は耐久性が高く、材木や家屋の土台に用いられる。 |
クロモジ | 黒文字 | ||||
クワ | 桑 | ||||
ケヤキ | 欅 | "樹形がほうき形で美しく、よく目立つので「けやけき(顕著な木)」が訛った。 建築材、器具材。 材は堅く、木目が美しい。 街路樹など植栽が多いが、本来は川沿いなどやや湿った場所に生える。
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コバノミツバツツジ | 小葉三躑躅 | ||||
コナラ | 小楢 | ブナ科 | 4~5月 | 2022/11/19 | ミズナラの別名を「オオナラ(大楢)」というのに対して、比較的小さいので「コナラ(小楢)」となった。 薪炭材、器具材、シイタケの原木に利用。 |
サルスベリ | 百日紅/猿滑 | ミソハギ科 | 6~9月 | 2022/11/19 | 幹は樹皮が剥げ落ちてツルツルしており、木登りが得意な猿さえも登るのが難しいとして「猿滑り」と名付けられた |
サンゴジユ | 珊瑚樹 | ||||
シシガシラ | 獅子頭 | ||||
ソメイヨシノ | 染井吉野 | ||||
ソヨゴ | 冬青 | モチノキ科 | 6~7月 | 2022/11/19 | 葉が風に吹かれてソヨソヨト音を立てる。器具材、床材として利用。サクランボのような果柄の長い果実が特徴。 |
タカノツメ | 鷹の爪 | ||||
タラノキ | 楤木 | ||||
チャノキ | 茶ノ木 | ツバキ科 | 10~11月 | 2022/11/19 | 奈良~平安時代に中国から薬用として渡来し、鎌倉時代の禅僧によって新芽を摘んで日本茶にする喫茶の文化が普及した。いかにも日本的な花木だが、茶という名称は漢名「茶」の音読みに由来する。 |
ツクシハギ | 筑紫萩 |
マメ科 | 8~10月 | 2023/5/20 | 花の色が淡い紅紫色で白さが目立ち、ツヤが出ていることと、葉がすこし細身で厚みがある。 名前の由来は、初めて発見された場所が福岡県であることから。 |
ナツハゼ | 夏櫨 |
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ヌルデ | 白膠木 | ||||
ネジキ | 捩木 | ツツジ科 | 5~7月 | 2023/5/20 | 幹がねじれていることから名がついた。 床材や薪炭材として利用。 尾根筋や日当たりのよい林縁に生える。 |
ハギ | 萩 | ||||
ハゼノキ | 櫨の木 | ||||
ヒカサキ | 姫榊 | ||||
ヒノキ | 檜 /桧 | ヒノキ科 | 3~4月 | 2023/5/20 | 火が付きやすいので「火の木」。 最高の木を意味する「日の木」や、神社の用材となることを意味する「霊(ひ)の木」、あるいは葉が小さいことを表す「姫葉之木」を由来とする説もある。 |
ヒメユズリハ | 姫譲葉 | トウダイグサ科 | 5~8月 | 2023/5/20 | 新しい葉が出る頃、古い葉が譲るように落葉する。 ヒメは小さいという意味。 海岸地帯の照葉樹林で見られる。 |
ヒメヤシャブシ | 姫夜叉五倍子 | ||||
メタセコイヤ | スギ科/ヒノキ科 | 2~4月 | 2022/11/19 | 「絶滅した後になって発見された杉」という意味。 白亜紀から古第三紀にかけて北半球に広く分布し、日本にも自生していたことが化石から判っているが、約80万年前の新第三紀、気候変動によって絶滅したと考えられていた。 1950年、中国西南部から日本に渡来。 |
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モミノキ | 樅の木 | ||||
ヤマウルシ | 山漆 | ||||
リョウブ | 令法 | リョウブ科 | 6~8月 | 2022.11.19 | 昔から若葉を食用としていたため、律令時代に飢饉時の備えとして、リョウブの採取と貯蔵を命じた官令(令法)が発せられた。 建築材、薪炭材、食用として利用。 |