宝塚エコネット 
 
 
ホタルの里ピカピカランド 
 



 ホタルの里ピカピカランドは、阪急今津線の逆瀬川駅から逆瀬川上流約1100mの内畑緑地公園内にあります。
徒歩で15分から20分程度
西山橋バス停から約200m。
ピカピカランド周辺には、駐車場がありません。
「ホタルの里ピカピカランド」の建屋 「ホタルの里ピカピカランド」へのアクセス   Google map     
 
 
「ホタルの里ピカピカランド」は、1992年(平成4年)9月に宝塚市・宝塚ゴルフクラブ・宝塚ライオンズクラブが阪急逆瀬川駅上方、徒歩15分程度の西山橋付近の内畑緑地公園内に建物と水辺の整理をかけて作られました。
 建屋の大きさは縦11.5メートル、横4.05メートル、屋根の高さ2.9メートルで周囲、及び天井とも全面網戸で作られ、逆瀬川の水を常に一定量引きこみホタルの餌となるカワニナが繁殖するようになっています。
 ピカピカランドの名称は西山小学校(当時の校長 足立 勲氏)の児童により名付けられています。
 ピカピカランドのリーフレット(表面) ピカピカランドのリーフレット(裏面)

   
    歴 史 

  
1991年   市民から昔のようにホタルが飛ぶ逆瀬川にして欲しいとの要望があった
 1992年9月  宝塚市、宝塚ゴルフクラブ、宝塚ライオンズクラブが出資してこの施設が設立
 1993年  この頃は市、地元自治会や老人会が世話をしており、数十匹のホタルが確認された記録がある
 2002年6月  宝塚エコネットが管理を開始
 2004年  この頃まではピカピカランドではホタルは見られなかった
 2007年 8月  宝塚エコネットが三田市の山下先生を講師としてホタル飼育の勉強会をする
 2007年12月  水路の水量が少ない時は、建屋内へ水が流れ込まなかったが水路へ堰板を設けて問題が解消
 2008年 5月  宝塚ゴルフ場側の斜面の樹木や竹を伐採  ホタルの飛ぶ期間に建屋に遮光シートを取り付     有志当番によるホタル数と一般市民の来訪者の調査を開始
 2009年11月  会員自宅で飼育した幼虫約200匹放流
2010年 10月 逆瀬台小学校2年生を対象に最初の放流会を開催
2011年 8月  放流会に使用する会員手作りの紙芝居「ピカリ君とキラリちゃん」完成
 YouTube 紙芝居の動画
2011年 9月  逆瀬台小学校・西山小学校・末成小学校の児童を対象に放流会開催
 NHKが取材テレビで放映される
以降毎年三小学校を招待して放流会を開催
 2012年 2月  ネズミの侵入によるカワニナ被害が発生し、捕獲装置を作り捕獲
2012年11月15日   スーパーマー ト-ホ- 宝塚旭町店に"地元の皆様との取り組み"と題して カワニナの餌に野菜くずをもらいに行っていることが掲示されていた。
2013年 6月 「尼崎のホタル育てる会」が見学
2013年11月   朝日新聞コミニティ紙「ぶんぶん」に宝塚エコネットのホタルに関する活動が紹介
2014年 3月   建屋の周囲の網戸が老朽化しているので市役所に依頼して新しい網に取り換える。
2015年 6月   FM宝塚がピカピカランドの様子を現地から生放送
 2016年12月  建屋周辺の高い樹木の枝切を市役所公園に依頼してして実施。
 2017年 7月  千種自治会館でホタルのお話と「ピカリ君とキラリちゃん」の紙芝居を行う
2017年 8月   伊丹市昆陽池公園内のホタルの幼虫飼育室見学
2017年 9月   ピカピカランド内へプラスチック水槽を設置し、幼虫の飼育の試行を開始する
2017年10月   ホタルの幼虫放流会実施のマニュアル(安)完成
2018年11月   建屋側面に取り付けていた掲示板の板が老朽化したので新しく取り替える
2019年6月   小林聖心女学院でホタルについて説明 紙芝居も上演
2020年   新型コロナウイルス禍 のためホタルシーズンの観察など中止
2020年8月   作業用具類収納庫を設置する
2021年5月   コロナウイルス第3次緊急事態宣言 により宝塚市のHPにホタル鑑賞の自粛要請がでる
2021年   ホタルの幼虫放流会 
 10月 1日 末成小学校 3年生    10月8日 小林聖心女学院小学校 4年生
 10月22日 逆瀬台小学校 2年生   11月4日 西山小学校 3年生
2022年    ホタルの幼虫放流会 
 10月18日 逆瀬台小学校 2年生
 10月19日 小林聖心女学院小学校 3年生
 10月24日 西山小学校 3年生
  2023年    6月12日 西山幼稚園 ピカピカランドとホタルのお話
 6月13日 西山小学校3年生 ホタルの紙芝居
   7月3日 遮光シートを取り外す。
今回からは、市役所に保管のお願いをせずに建屋前の物置の上にブルーシートで包んで置くことにした。

ホタルの幼虫放流会 
10 月25日 逆瀬台小学校 2年生
  10月31日 西山小学校 3年生
11月16日 小林聖心女学院小学校 3年生
   
 
活動内容  (1)建屋の中のホタルの生息する水域(ビオトープ)を流れる水量確認、及び水温、気温の記録
 (2)カワニナの生態観察やカワニナをの餌補給  幼虫ホタルの生態観察
 (3)建屋の草刈と清掃
 (4)ホタルの飛び交う季節  
   ① 遮光シートの取り付け
    ② 当 番を 決 めて飛翔ホタル数の調査   (5月末~7月初旬 19時から21時) 
    ③見学者への応対   (ホタルシーズンには1500人から1600人来られます。)
 (5)親ホタルから採卵、孵化、幼虫飼育、
 (6)ホタルの幼虫の放流会  2010年から毎年近隣小学校(逆瀬台、西山、末成)児童を招待し て実施。
  (7)ピカピカランドから西山橋付近まで 逆瀬川の美化活動
ホタル観察の記録
2016年 ピカピカランドのホタル観察の記録
2017年 ピカピカランドのホタル観察の記録 
2018年 ピカピカランドのホタル観察の記録
2019年 ピカピカランドのホタル観察の記録
2020年 ピカピカランドのホタル観察の記録
2021年 ピカピカランドのホタル観察の記録
2023年 ピカピカランドのホタル観察の記録
 
Photo  Library
   
 
 幼虫放流会 ホタルの生態を紙芝居で説明  YouTube 紙芝居の動画
 
放流会に参加したに参加した子供たちの作品を掲示 子供たち観察させるためにトレーに 入れたホタルの幼虫
 
NHK ホタルの幼虫放流会を放映 ホタルの飛ぶシーズンに設置した案内看板
   
ホタルの幼虫放流会  会員手作りの紙芝居によるホタルについての説明 
   
ピカピカランドの観察管理の記録ノート  建屋入り口に掲示したホタルの一生の説明図 
山下先生によるホタル飼育の講習会  会員自宅の幼虫飼育装置